
NFTの購入場所や購入方法は?
NFTってどんな特徴があるの?
上記のような悩みを解決します!
NFTアートやNFTゲームなどさまざまなデジタルコンテンツの分野で注目のNFT。
しかし、NFTを取引する場所や購入方法がわからずに困っていませんか?
そこで今回は、記事前半でNFTが購入される特徴やおすすめのマーケットプレイス、後半でNFTの購入方法を6ステップで解説します。
ぜひ本記事を参考に、NFTの特徴・購入場所・購入方法を理解し、NFT作品の購入に必要なイーサリアム(ETH)で作品を購入してみましょう。
この記事でわかること
- NFTの歴史や特徴
- NFTのジャンルや作品を購入できる場所
- NFT作品の購入方法
- NFTを仮想通貨の取引所で購入する方法
もくじ
NFTとは? 非代替性のトークン

NFTは、仮想通貨で利用されているブロックチェーンの技術を利用してつくられたトークンのことです。
仮想通貨は代替性のあるトークンで交換が可能ですが、NFTは非代替性トークンといわれ他のものに変えられないトークンです。
NFTは唯一無二のデジタルデータで、所有権を持ちコピーすることができません。
このことからデジタルデータに希少価値がうまれ、アートやゲームなどの分野で高額に取引されています。
NFTが登場したことによって、デジタルデータへの考え方は変化してきています。
NFTの購入には仮想通貨が必要?NFTとの違いは?
NFTと仮想通貨は、替えが効くかどうかという点で違いがあります。NFTは非代替性トークンで、仮想通貨は代替可能なトークンです。
例えば、代替可能なものとして通貨がありますが、10円玉は10円玉の価値があり、誰でも使うことができます。
しかしNFTは代替が不可能で、1つ1つに価値がついており区別されるものです。
NFTで販売されているものは、世界に1つだけのものとなります。
つまり、NFTは替えることができない唯一無二のもので、仮想通貨は替えができるものなのです。
NFTの歴史は? 高額で購入されている
NFTは2014年に始まり歴史の浅いジャンルです。
しかし高額なNFTが登場したり何かと話題がつきません。
かんたんに歴史を紹介します。
NFTの歴史
- 2014年
ケビン・マッコイの作成した使用初のNFTアート「Quantnm」登場 - 2017年
初のNFTゲーム「CryptoKitties」が登場 - 2017年
人間・エイリアン・猿などのキャラクターがドット絵で描かれたNFTアート「CryptoPunks」登場 - 2018年
トレーディングカードゲーム「sorare」がリリース - 2021年
ジャックドーシーのNFT化された初ツイートがオークションに出品し約291万で落札 - 2021年
BeepleのNFTアート「Everydays – The First 5,000 Days」が史上最高額約75億円で落札される - 2021年
猿のTwitterアイコンで有名なNFTアート作品「Bored Ape Yacht Club」が登場 - 2021年
日本で初のNFTアートを取り扱う「NFT鳴門美術館」の登場 - 2021年
日本人の小学生がドット絵で作ったNFTアート作品「Zombie Zoo」がOpenseaで販売し
総取引額4,400万円以上! - 2022年
アーティストがNFTの活動を広げる目的として「NFT Art Tokyo」が日本で開催
NFTの作品が購入されるメリット【3つ】

NFTの特徴
- 相互運用性がある
- 誰でも作成・販売ができる
- プログラマビリティがある
以下それぞれ紹介します。
メリット1:相互運用性がある
NFTは、作られると同時に様々なマーケットで利用することが可能です。
NFTには規格が同じようにきめられていて、規格が同じものであればほかの場所でも使用できるのです。
例えば、NFTゲームの中でアイテムを違うゲームに登場させることができます。
このようにNFTを様々な場所で使用できることを相互運用性といいます。
メリット2:NFTは誰でも作成・販売ができる
NFTは、作品を制作して誰でも販売が可能です。
例えば、自分で描いたデジタルアートを販売ができたり、NFTゲームでアイテムを入手して売却することもできます。
制作したデジタルデータをマーケットプレイスでNFT化することで誰でも販売できます。
メリット3:NFTにはプログラマビリティがある
プログラマビリティとは、制作したNFT作品自体にプログラム(付加機能)を追加できます。
例えば、NFT作品の創設者Aさんが販売してBさんに購入されます。
Bさんが購入したNFT作品をCさんに販売して、Cさんが購入するとAさんに手数料がもえらるというプログラムを組むことができます。
このような仕組みをプログラムできるのでプログラマビリティといわれています。
NFTはどんなジャンルが購入されるの?【5つ紹介】

NFTは、アートやゲームなどさまざまなジャンルで使われています。
どのようなジャンルで使用されているのか知っておきましょう。
NFTのジャンル
- NFTアート
デジタルアートがNFT化したもので、高い価値のものは高額で取引される。 - NFTゲーム
ゲーム内のアイテムやキャラなどにNFTが使われることが多く、違うゲームに移ることも可能。 - NFT音楽
音楽作品をNFT化したもので、作曲してデジタルコンテンツにしたものです。 - NFTマンガ
アニメの原画などをNFT化したもの。コピー作品を防ぐことができます。 - NFTトレーディングカード
カードゲームがNFT化されたものでレアカードは高額で取引されています。
NFTが購入できるマーケットプレイスは?【5つ紹介】

NFTはマーケットプレイスという場所で売買できます。
下の表はNFTが購入可能なおすすめのマーケットプレイスです。
おすすめのNFTマーケットプレイス | |||||
マーケットプレイス | Opensea | Rarible | SuperRare | コインチェック | Adam by GMO |
---|---|---|---|---|---|
ジャンル | アート ゲーム カード フォト ミュージック ドメイン |
アート ゲーム カード フォト |
アート | ゲーム カード ファッション メタバース アート デジタル会員権 |
アート カード イラスト ミュージック コレクト SDGs |
手数料 | 販売手数料2.5% | 販売手数料2.5% | 販売手数料3.0% | 販売手数料10% | 販売手数料5% |
取引できる通貨 | ETH WETH SOL USDC DAI |
ETH | ETH |
BTC, ETH, MONA |
日本円 ETH |
使えるウォレット | MetaMask Torus Portis Cinbase など |
MetaMask |
MetaMask Fortmatic WalletConnect |
MetaMask | MetaMask |
公式サイト |
マーケットプレイスごとに購入できるジャンル・ウォレット・手数料が違います。
以下でそれぞれ紹介します。
Openseaで購入

Openseaは、取引量の多いNFTマーケットプレイスです。
誰でも無料に作成できるので、はじめてデジタルデータをNFT作品にできるメリットがあります。
Openseaは、ほかのマーケットプレイスと比べて手数料も2.5%と安いのも特徴です。
販売方法は固定価格での販売とオークションでの販売があります。
様々なデジタルアーティストの制作した作品が売られているのでおすすめです。まずはOpenseaで始めてみましょう。
Raribleで購入

Raribleは海外のNFTマーケットプレイスで独自トークンRARIを発行しているのが特徴です。
Raribleは作品を出品する際に審査がないので、誰でも気軽に出品できます。
NFTを作るときのネットワーク手数料(ガス代)が無料です。
ロイヤリティーの設定ができるので、作品を作った人は転売されるごとに利益として獲得できます。
ロイヤリティーとは、クリエイターの出品した作品が転売された場合、
クリエイターに手数料として設定した金額がもらえるシステムのことです。
RaribleではRARIトークンを発行しており、保有者は投票で意思表示ができます。ぜひRaribleを使用してみてください。
SuperRareで購入

SuperRareはNFTアートのみを扱っているマーケットプレイスです。
このマーケットプレイスでNFT作品を出品する場合は、厳しい審査に通過しなくてはいけません。
そのため、価値の高い作品が出品されていることが多いです。
ガバナンストークンのRareが発行されており、Rare保有者はSuperRareの運営やサービスに関して意思表示することができます。
世界的に有名な人もNFTアートを出品しているので、ぜひSuperRareで高品質なNFT作品をのぞいてみてください。
Coincheck(コインチェック)NFT(β版)で購入
出典:コインチェック
CoincheckNFT(β版)は、国内仮想通貨取引所コインチェックがサービスしているマーケットプレイスです。
コインチェック取引所でNFTが利用可能で、コインチェックで取り扱いのあるほとんどの銘柄で取引ができます。
マーケットプレイスでは、NFTゲームやトレーディングカードを取り扱っており、ゲームが好きな人には向いています。
マーケットプレイスと取引所が一緒になっているのでネットワーク手数料(ガス代)が無料です。
国内取引所で安心感もあるので、コインチェックでNFTをはじめてみましょう。
Adam by GMOで購入

Adam by GMOは、GMOインターネットグループ株式会社のグループ企業であるGMOアダムがサービスをしているマーケットプレイスです。
個人でも法人でもデジタル作品の販売が可能で、日本円で取引できるため仮想通貨持ってなかったりよくわからなくてもNFT作品が購入できます。
コインチェック同様にネットワーク手数料(ガス代)が無料です。
ジャンルも多く取りそろえているのでAdam by GMOをチェックしてみましょう。
NFTの購入方法を6ステップで紹介!
ここまでNFTの特徴・ジャンル・マーケットプレイスを紹介してきました。
早めに購入しておけば価値が高騰するかもしれないNFTが欲しくなってきませんか?
ここからはNFTの購入方法を6つのステップで解説します。
NFTの購入方法6ステップ
- 仮想通貨取引所の口座開設
- 取引所でイーサリアムを購入する
- ウォレット(メタマスク)を準備する
- イーサリアムをウォレット(メタマスク)へ送金する
- マーケットプレイスにログインしてメタマスクを登録する
- マーケットプレイスでNFT作品を購入する
①仮想通貨取引所の口座開設
NFTの購入は、マーケットプレイスで購入しますが、その時に必要なのが仮想通貨です。
仮想通貨はイーサリアムを使用することが多いのでイーサリアムを購入します。
そのためにまず国内仮想通貨取引所で口座開設する必要があります。
以下の手順で口座開設します。
口座開設の手順
- 取引所のWebサイトでメールアドレスとパスワードを入力
- 基本情報を入力
- 本人確認書類の提出
- 取引所が審査
- 口座開設完了
イーサリアムの購入は
「コインチェック」「フォビジャパン」「ビットバンク」
「GMOコイン」「ビットフライヤー」
などで仮想通貨を購入する方法があります。
口座開設の際にメールアドレスと本人確認書類が必要になるので準備して口座開設しましょう。
コインチェックは独自でマーケットプレイスを持っているのでNFTゲームをしたい人には便利です。
②国内取引所でイーサリアムを購入する
口座開設したあとはイーサリアムを購入します。
購入の際に日本円でイーサリアムを購入しなければならないので、取引所に日本円を入金します。
イーサリアム購入までの手順
- 取引所のWebサイトでメールアドレスとパスワードを入力
- 日本円の入金
- 取引所か販売所を選ぶ
- イーサリアムを購入
銀行振り込みやクイック入金などさまざまな方法があるので入金可能な方法で購入しましょう。
コインチェックで入金する方法はこちら👇を参考にしてください。
>>コインチェックの入金方法はこちら
取引所に日本円が入金できたらイーサリアムを購入します。
販売所と取引所がありますがコインチェックで購入の際は販売所で購入します。
コインチェックでイーサリアムを購入する方法はちら👇を参考にしてみてください。
>>コインチェックでの購入方法はこちら
③ウォレット(メタマスク)を準備する
マーケットプレイスでNFT作品の購入に必要なウォレットを準備します。
今回は、さまざまな取引所に対応しているウォレット「メタマスク」を使用します。
④ウォレット(メタマスク)へイーサリアムを送金する
メタマスクにイーサリアムを送金します。
メタマスクへイーサリアムを送金
- メタマスクを起動してウォレットのアドレスをコピー
- 取引所でメタマスクのアドレス設定
- メタマスクへ送金するイーサリアムの数量と手数料を確認
- イーサリアムの送金してメタマスクに反映
⑤マーケットプレイス(Opensea)にログインしてウォレット(メタマスク)を登録する
Openseaでメタマスクを登録します。
Openseaでメタマスクの登録
- Openseaのサイトをひらく
- 右上にある人のマークをクリックし、Watchlistをひらいてメタマスクを選択
- パスワードを入力してロック解除・接続する
- 署名して登録完了→基本情報入力しておきます
⑥マーケットプレイス(Opensea)でNFT作品を購入する
マーケットプレイスに登録できたらNFTの購入です。
自分の好きなジャンルを選択して購入することができます。
NFT作品の購入方法
- Openseaのサイトをひらく
- コレクションを検索して好みの作品を探す
- 買いたい作品が見つかったら購入ボタンをクリック
- 購入方法を固定価格かオークションを選びます
- 購入に必要なイーサリアムを支払う
- 購入完了
購入方法が理解できましたか?
NFTの購入に必要な「メタマスク(iPhone)(Android)」「Opensea」は、1度登録しておくと使いやすいのでぜひ登録しておきましょう。
NFTの購入におすすめの国内取引所一覧【6つ】
NFTの購入方法について紹介してきました。
NFTを購入するにはイーサリアムが必要です。
イーサリアムが購入できる国内取引所を一覧で載せています。
それぞれ取引所で手数料や取扱銘柄の違いがあるので参考にしてみてください。
おすすめ仮想通貨取引所一覧表 |
||||||
取引所 | コインチェック | ビットフライヤー | DMMビットコイン | GMOコイン | ビットバンク | フォビジャパン |
公式サイト | ![]() |
![]() |
![]() |
|||
おすすめポイント | アプリが使いやすい サービスが多い |
レバレッジ取引可能 セキュリティ対策万全 |
仮想通貨の取扱数が多い 手数料が安い |
セキュリティ対策万全 仮想通貨FXしたいなら |
販売所で取引できる アルトコインが多い |
少額から取引可能 セキュリティが高い |
取引所手数料 | 無料 | 約定数量×0.01~0.15% | 無料 |
Maker ‐0.01% |
Maker -0.02% |
無料 |
販売所手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
入金手数料 | 銀行振込は無料 コンビニ入金 770円(3万円未満) 1018円(3万円以上30万円以下) クイック入金770円(3万円未満) 1018円 (3万円以上50万円未満) 入金金額×0.11%+495円 (50万円以上) |
住信SBIネット銀行 クイック入金 無料 住信SBIネット銀行以外 クイック入金 330円 |
無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
出金手数料 | 407円 | 三井住友銀行への出金 220 円(3 万円未満) 440 円(3 万円以上) 三井住友銀行以外への出金 550 円(3 万円未満) 770 円(3 万円以上) |
無料 | 無料 大口出金:400円 |
550円(3万円未満) 770円(3万円以上) |
330円 |
レバレッジ | 非対応 | 2倍 | 2倍 | 2倍 | 非対応 | 2倍 |
積立投資 | 〇 | 〇 | 非対応 | 〇 | 非対応 | 非対応 |
貸合仮想通貨 | 〇 | 非対応 | 非対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
取扱通貨 | BTC・ETH・ETC LSK・XRP・XEM LTC・BCH・MONA XLM・QTUM・BAT IOST・ENJ・OMG PLT・SAND・DOT |
BTC・XRP・ETH・ZPG MATIC・MKR・XYM LINK・DOT・XTZ XLM・XEM・BAT ETC・LTC・BCH MONA・LSK |
BTC・ETH・XRP LINK・MAR・AVAX CHZ・TRX・ZPG LTC・XLM・ETC BCH・BAT・ENJ OMG・MONA・ADA DOT・XTZ・XEM QTUM・XYM・IOST |
BTC・ETH・BCH LTC・XRP・XEM XLM・BAT・QTUM ENJ・XTZ・OMG DOT・ATOM・XYM MONA・ADA・MKR DAI・LINK・FCR DOGE・SOL |
BTC・XRP・ETH MATIC・DOT・DOGE LTC・BCH・MONA XLM・QTUM・BAT OMG・XYM・LINK MKR・BOBA・ENJ ASTR・ADA・AVAX AXS |
BTC・HT・ETH XRP・ADA・ COT DOT・ENJ・ETC IOST・XYM・BCH BSV・LTC・TRX XTZ・JASMY・QTUM OMG・XLM・LSK ONT・XEM・BAT・MONA |
詳細 |
まとめ:NFTの購入にはイーサリアムとメタマスクが必要!
今回はNFTの特徴、おすすめのマーケットプレイス、購入方法を解説しました。
NFTの特徴は以下のような特徴がありました。
NFTの特徴
- NFTには相互運用性がある
- NFTは誰でも作成・販売ができる
- NFTにはプログラマビリティがある
NFTの購入もメタマスクとOpenseaが登録できればNFT作品を購入できます。
NFT作品の購入方法は以下の6ステップでした。
NFTの購入方法6ステップ
- 仮想通貨取引所の口座開設
- 取引所でイーサリアムを購入する
- ウォレット(メタマスク)を準備する
- イーサリアムをウォレット(メタマスク)へ送金する
- マーケットプレイスにログインしてメタマスクを登録する
- マーケットプレイスでNFT作品を購入する
NFT作品を購入するにはイーサリアムで支払いをする必要があります。
本記事の「NFTの購入方法6ステップ」を参考に、国内取引所で口座開設してイーサリアムを購入しましょう。